Docomo版iPhone4の運営メモ
4月よりドコモにてMiniUIM(MicroSIM)の提供が始まりました。
つまり、ドコモの回線でiPhone4を利用出来るということです。
手持ちの端末が増えてきたこともあり、SIMフリーのiPhone4に統合するメモとします。
前提とする環境は、ドコモ回線とSIMフリーiPhone4を所持していること。月々の通信料は1万円ちょいぐらいになります。
・ドコモショップでの処理
現存のSIMカード(FOMAカード)をMiniUIM(MicroSIM)カードに変更する旨を伝えれば案内してくれる。
年に1度の変更であれば、無料で交換が可能。なお、料金コースはバリュープランが適用可能とのこと。
現存の回線では「FOMAタイプM」だったのだが、「FOMAタイプMバリュー」に変更してもらった。
iモードなどの契約はそのままで、あとはインターネット上から自分で契約変更をすることにしたので、カードの変更だけで手続き終了。
面倒だったのがiPhoneの技適マークの確認で、香港版などのSIMフリーiPhoneを購入した場合、初回起動時にアクティベートが必要である。
SIMカードを入れiTunesから認証する必要があり、これを通しておかないと技適マークの表示が出来ない。(本体に技適マークの表示はない)
自分の場合は別途、技適マークが確認できるSIMフリー端末を持って行き、その端末向けに契約を行ってしまったので無事に発行ができた。
SIMフリーiPhoneはアクティベーションが完了した状態(設定から技適マークが確認できる状態)で持っていく必要があり、SIMフリーiPhoneしか持っていない人は何らかの方法でアクティベーションを済ましておく必要がある。
一番簡単な方法は別の機器に使われているMicroSIMを挿してアクティベーションを済ましておくことだが、現状、MicroSIMを使用しているものとすると、iPhone4しかない。
自己責任の上、手持ちのFOMAカードをMicroSIMサイズに切断し、アクティベーションを通すことも可能である。問い合わせたところ、切断したFOMAカードでも変更が可能とのことで、アクティベーションがかかっている場合はこの方法もアリかと思う。
※ちなみに、ebayなどで「Universal Activation Card」と検索すると、アクティベーション用のSIMがあったりするが、動作は未確認。
技適マークが確認出来れば、その端末向けに何回線でも変更してくれるそうなので、iPhoneをほしがっていた父のFOMAカードも変更した。まだ今はMicroSIMアダプターを使い、そのまま運用している。
・MyDocomoでの契約変更
帰宅後、オンラインで契約変更をした。
パケット定額に「パケ・ホーダイ ダブル」、接続先プロバイダーに「Mopera U(スタンダード)」、移行完了までiモードメールを使うため、「iモード .net」に契約。スマートフォン(iPhone4)からはiモードを使用出来ないが、iモードメールのために契約したままにしておいた。通話のコースは自由に変更可能である。
iPhone4でのAPN設定
ドコモショップにて発行してもらったMiniUIMカードをiPhone4に接続し、アクティベーションを行う。
コンピューターに接続して、iTunesを立ち上げればすぐに行われる。
ホーム画面が現れたら、パケット通信を行うようなことはせず、アクセスポイント名となるAPNの設定をする。
設定を開き、「一般」、「ネットワーク」、「モバイルデータ通信ネットワーク」の順に開く。
モバイルデータ通信のAPNを「mopera.net」、インターネット共有のAPNも同様に「mopera.net」に設定する。ユーザー名とパスワードはMoperaで契約したものを入力する。
これで、パケット定額が適用されたプロバイダー(Mopera)に接続された。ここからは、自由にパケット通信を使うことが出来る。
テザリングを(iPhoneをモデムとして)使用するときは、インターネット共有をオンにするだけです。
日本通信のSIMと違い、テザリング時の速度制限は無いようです。
あとは、アプリをダウンロードしたり好きに使って結構なのですが、環境の移行などのメモを以下に残します。
メール(Gmail)の設定
iPhoneでGmailを読み書きするために、アカウントの設定をします。
メインにするメールアドレスはGoogleAppsのGmailを使用し、プッシュ通知で受け取る環境を構築します。
「設定」、「メール/連絡先/カレンダー」、「アカウントを追加」、「Microsoft Exchange」の順に開き、アカウントの設定をします。
- メール:メールアドレス
- サーバ:m.google.com
- ユーザー名:メールアドレス
- パスワード:Gmailのパスワード
- SSLを使用:オン
以上の入力が終わったら、保存をします。
なお、この時点でメール、連絡先、カレンダーの同期をオンにします。
※連絡先の同期をする場合、iPhone上の連絡先は削除されるので注意してください。
・MicrosoftExchangeを使用したGmailプッシュ通知の弱点
メールが届いた時の通知が、バイブレーションしかありません。
その時に振動するだけで、画面になにも表示されないため、非常に分かりにくいです。
メールのタイトル、本文を画面に通知ために、別途アプリを使用します。
通知系のアプリには「PushGmail」「Push for Gmail」「Boxcar」などがあります。
自分は「Push for Gmail」を使用しました。今のところ安定していて設定が楽です。
i.softbank.jpのアドレスに転送するなどの手もありますが、ソフトバンクのiPhoneを所有していないと発行されません。
「Push for Gmail」の通知を使用するため、設定より、iPhone側の新着メール受信のバイブレーションを切ります。
「設定」、「サウンド」と開き、新着メールをオフにします。
また、メールアプリのデータ取得方法はプッシュでなくていいので、「設定」、「メール/連絡先/カレンダー」、「データの取得方法」と開き、プッシュをオフ、フェッチを手動としました。
以上の設定で新着メールが来た場合、「Push for Gmail」アプリにて通知があり(バイブレーションとメール文の画面通知)、その後メールを開き、メールを受信することによって閲覧することが可能です。
・Googleカレンダーとの同期
上記、メールの設定にてMicrosoftExchangeとしてアカウントを追加したため、そのまま利用します。
カレンダーをオンにしていればカレンダーが取得され表示されます。
しかし、デフォルトのカレンダー1つしか表示されません。
SafariからGoogleSyncの設定を開き、カレンダーを選択することで表示が可能になります。
「http://m.google.com/sync/」にアクセスして設定を行います。
・Gmail連絡先の同期
例により、Exchangeアカウントとして追加されているものとします。
連絡先の同期をオンにしてあれば、iPhoneの連絡先で表示されるものは、Gmailの連絡先です。
(※同期をオンに変更すると、iPhone上の連絡先は削除されるので注意してください)
携帯からの移行などで、Gmailの連絡先にCSVファイルなどでインポートで追加するには少しコツが要ります。
一度、ブラウザから適当な連絡先を追加した後、CSVでエクスポートしてみれば、インポートフォーマットがわかるかと思います。
読み仮名の同期については、iPhoneとの間でうまく扱えないらしく、Gmail連絡先に連絡先を追加→iPhoneで読み仮名を設定、の順で運用しています。
グループ分けは、「連絡先+」や「Groupy」などを使用して、ローカルでグループ分けします。
・その他、連絡用の環境
Viber : IPフォンアプリ(とりあえず導入しておくといい)
Beluga : メッセンジャーサービス
Bria : SIPフォンアプリ(自宅の電話システム用)
・留守番電話
ビジュアルボイスメール(iPhoneの留守番電話機能)は使用できない。
留守番電話サービスに申し込むことによって、1417への電話にて対応することが出来ます。
電話から「*5005*86*1417#」と発信すること(コマンド)によって、留守番電話ボタンに割り当てることが可能です。
・iモードメールからの移行
今までメインで使用していたのは、@docomo.ne.jpのiモードメールアドレスです。
しかし、スマートフォンを使う上では、Gmailなどのメールに移行するほかはありません。
@docomo.ne.jpのアドレスは公式には転送を設定することが出来ませんが、iモード.netを介して転送を行う方法がいくつかあります。
自前のサーバーで転送
- imoten:http://code.google.com/p/imoten/
- imode.php / iモードメール転送:http://sourceforge.jp/frs/index.php?group_id=5273 , http://shohei.yokoyama.ac/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2/Mobile_Phone/imode_Mail_Forwarder
- iモード.net Gateway:http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se475948.html
外部サービス
- モバセク:http://mobaseku.net/i-mode/
個々の方法はまだ確認していません。
docomoのメール転送は別の投稿としてまとめます。
・その他欠点
MMSが使えない 、FaceTimeが使えない。
というぐらいでしょうか。
メール返信の文字化け問題については、別の投稿で扱います。
PlantronicsのVoyager Pro+、iPhoneの音声認識機能と組み合わせて、
ハンズフリー通話もいい感じに出来ますし、今の運用法で満足ですね。